Appium でスマホアプリを実機テストしてたらスマホのキーボードが使えなくなった
モバイルアプリの E2E テストフレームワークの Appium (https://appium.io/) で実機テストしてたら、キーボードが使えなくなるという問題にぶち当たりました。
スマホを再起動しても直りません。
再現条件までは調べられてないですが、同じ問題に遭遇した人の助けになればと思い記しておきます。
環境
スマホ: Google Pixel 5(128 GB、Just Black、SIM フリー版) appium: 1.22.1
直し方
先に直し方。
Appium Settings というアプリがいつの間にかインストールされており、それをアンインストールしたら直りました。
経緯
[React Native]Appiumを使ったE2Eテストをjestで動かす - Qiita
こちらの記事を参考に、開発機の MacBook Pro に実機の Pixel 5 をUSB接続してテストしていました。
テストはうまく動いたのですが、スマホを外していじってみると、キーボードが一切使えなくなってることに気づきました。
Chrome、LINE、Facebook、ツイッター、いろいろ試しましたがテキスト入力欄をタップしてもキーボードが表示されません。何も入力できません。いいね押すぐらいしか出来なくなっちゃいました。
わけも分からず設定をあれこれ調べているうちに気付きました。
「システム」の「言語と入力」のところの "Appium IME" ってなんだ…?
「言語と入力」→「画面キーボード」とタップしていくと、Appium のロゴの何かがある…。
さらに「画面キーボードを管理」をタップすると、"Appium IME" とかいう項目が。トグルスイッチは最初からオフでした。
いや絶対こいつが犯人でしょ。
なにか変なアプリが入ってるのかなーと思ってアプリ一覧を探したら…
い、いたー!
こいつをアンインストールしたら無事キーボードが使えるようになりました。
ただ、何度か再現を試みたのですが、"Appium Settings" はインストールされこそするものの、キーボードが使えないって状況は再現せず。タイミングか何か次第なんでしょうか。
誰かの助けになれば幸いです!